カワイのナサール防音室にC3のグランドピアノを入れています。
外に音が漏れにくいだけでなく奏者に心地の良い音が聞こえる設計のため、気持ちよく練習することができます。
外からの音もシャットアウトしますので集中しやすい環境です。
自分がどのように動いているのか知ることはとても大切。
骨格を知ることはピアノ演奏にも人生にも重要なことなので模型が置いてあります。
やや繊細な骨格模型さんなので、ここぞという時のみ登場します。
私たちが学ぶ時に、必要なことがあります。
その環境全てが『安全』だと感じることです。
先生が怖い先生だったらドキドキして本来の力が出せません。
間違ってはいけないと指導されると、間違うことが怖くなります。
間違っても何か言われない、評価されない、むしろ間違っていい環境であるならば、自由に間違えることができます。いろんなチャレンジもできます。
結果としてよりよく学ぶことができ、負担が少ないので続けることができます。
人には長年の間に培った、無意識のうちに思い込んでいる信念があります。
どの先生にも無意識の信念が存在します。
しかしそれが生徒さんにとって適切とは限りません。
楽譜が読めることがひたすら信念である先生につけば、楽譜を読むことが苦手な場合には苦行でしかなくなります。
上手く弾けることが正しいという信念を持つ先生に習えば、そのように弾けない場合には「できない人」という不必要な烙印を押されることになります。
確かに先生の方がピアノの経験が多いのは確かです。
だからこそ「それが正しい」と生徒さんに押し付けるのではなく、いろいろな方法を提示することが指導です。
私の理想を押し付けることはしません。
子供でも大人でも、自分が今遊んでいること、取り組んでいることに対して他者から興味を持たれたら嬉しくなるものです。
大人の場合には、じゃあそれで一緒に遊びましょう、というわけにはいきませんが子供の場合にはそれが可能です。
子供がやっていること、遊んでいることは今まさに興味のあることです。
それに対して共感し一緒に遊んでくれようとする人がいたら、その人への信頼感は大きくなります。
信頼感があるから間違っても平気かなと感じてくれたり、一緒に遊びたいからピアノに応じてくれたり。
真の意味で生徒さんに興味を持ちつづけること、その結果として相互のコミュニケーションが生まれます。
私の指導の源泉となっているのは『フェルデンクライスメソッド』です。
このメソッドは
『いかなる条件でも、脳は神経回路を再編成し、機能を洗練する能力を備えている』
という神経可塑性の科学に基づいています。
ピアノ演奏という動きの指令を出すのは脳です。
どのようにしたら脳が活性化するのか、より良い学びの方法を追求し続けます。
型にはまらない、一人ひとりに合った音楽との関わり方を発展させていきます。
レッスンは、3歳以上のお子さんを対象とします。
体験レッスンはお子さんを観察し、私がお子さんから観察される時間です。
繊細なお子さんや小さいお子さんの場合、ピアノを弾く、というところまで辿り着かないことも多いです。
まずはお子さんと遊び、今やっていることに共感し信頼関係を築いていくところから始めます。
レッスンではダメダメ探しはしません。肯定からはじまります。
すでにもっている知恵や能力に共感し、子どもとつながり、今できることが少しずつ広がっていくようなレッスンを目指しています。
↑許可を頂いている生徒さんのレッスン風景などをYou Tubeにアップしています。
雰囲気がよくわかりますのでぜひご覧ください。
年長さんのゆったりレッスンです。
この日は左手のお兄さん指に注目しました♪
基礎教材をしっかりと弾きこなす小学1年生。
いつもたくさんお話しをしてくれます♪
保育科の実技試験のためバイエルを練習する高校1年生です。
彼女は年中さんからピアノを始めました。
得意なピアノを生かせる学校に行きたいと保育科を選びました。子供が好きなのはもちろんです。
バイエルは基礎をおさらいする良い機会になっています。
習い始めたのは小学3年生、現在は大学1年生となった生徒さんです。
楽器の習得には努力はいりません。
ご本人、親御さん両方にとって『継続と忍耐』これに限ります。
中学、高校という一番危ない時期を乗り切って継続することができるともはやピアノは体の一部。
あらゆる素敵な曲が手が届き、細かいところまで存分に味わうことができる人が生まれます。
下の画像をタップすると料金詳細ページに飛びます。