3月3日〜3月10日まで、講師かなざわは、ジェレミークラウスアプローチのトレーニングに行ってきます。かなざわの担当する行田教室は、その間、館林教室のりか先生が代理レッスンします。
昨日(3月3日)からトレーニングのために、学芸大学駅近くの会場までトレーニングを受けに行っています。
ただいま、行きの高崎線でこのブログを書いています。
昨日学んだこと。
- 何か興味を持ったものがあったとき(おもちゃなど)、そこを見つめて頭を動かさずに、体は別の動きをするということを獲得する。
- 赤ちゃんは、左右非対称の動きをしながら発達する。
- 自分が見ているものは、他の人とは違う。
1.について、定型発達の生徒さんでも、特別な支援を必要とする生徒さんでも、頭を静止させて(要するに楽譜を見たまま)ピアノを弾く動作がうまくいかないお子さんがいることを思い出しました。
この発達が未熟なひとは、体の動きに頭がついていってしまって、興味を持ったことに集中できない可能性があるということでもあります。
2.は、実際に左右非対称の動きをするのですが、難しかったです。逆に言えば、もし左右非対称の動きのお子さんがいたら、まだこの発達段階にいるということなんですね。この動きが成熟して左右対称の動きになってからは、みなさんご存知のように非対称の動きのほうがよほど大変です。
ピアノ演奏で、「左右が違う動きをするのが信じられない」とおっしゃる大人の方、たくさんいらっしゃいます♪
3.は、みんなで赤ちゃんの動きを真似して動くことがあるのですが、ある重要な動きについて、私自身がその動きが苦手だったため、無意識のうちに見ないふりをして、その動きを真似出来ていなかったということがありました。それから、私の注意が別のところにあった(ピアノをやっているため、腕の動きに目が行き過ぎていた)ことも、見落としの原因でした。
こういう動きをしてほしいなと思って、生徒にピアノ演奏について指導するときに、意図したことがどうしても入らないなと感じることがあります。
これは、その動きを生徒がやりにくいため、無意識のうちに排除していたり、他の気になることの方を優先して演奏していることがあるんだなと。
別に先生の言うことを聞いてないわけではないんですね^^;
指導者の意図がなかなか入らないとき、指導者は、無視してるのかなとか、努力不足なのかなと思って、怒ったりする方もいらっしゃいますが、理由がわかれば、怒る必要はないです。
学ぶことによって、不必要に怒ることも減らせます!
そして、次は渋谷駅、乗り換えです。
本日もがんばります〜。(すでに疲れている)