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みんなベストを尽くしている

行田教室かなざわさちです。なんとなく学校の持久走の思い出話しをしていたときに、気づいたことがありました。

昔、小学、中学校でやる持久走は得意でしたが相当痩せ我慢しながら走っていました。

 

それでいつも、ビリの方とかでゆっくり走ってるように見える人はきっと楽をしてズルをしているんだと思っていました。

「ゆっくり走れていいな。こっちはこんなに苦しくても一生懸命走ってるのに」

と考えていました。

でも、そのビリの方だった夫に当時のことを聞いたら、

 

「速い人はいいな、きっと楽なんだろうな、こっちはこんなに一生懸命やっても遅くて苦しいのに。」

と思っていたようです。

 

速くてもそうでなくても、だいたいみんな同じことを考えていたのですね。

みんな苦しかったし、自分のできる範囲でベストを尽くしていたわけです。

 

成績がいいこと、スポーツが上手いこと、ピアノを上手に弾けることがイコール努力しているというわけでも、たくさん練習をしているというわけでも、真剣にやっているというわけでもありません。

 

ピアノに関して言えば少なくとも、現時点で30代半ば以降の人でピアノがうまい人は、練習というプロセス以前にもともと能力がある人だと思います。

 

そうして害を生み出すのは、上記のようなもともと能力のある人がピアノを教える立場になったときに自分がどうして弾けるのか分からないことです。

ただ能力があって弾けたけれど、なぜ弾けるのかを学んでいないピアノの先生は

「どうして弾けないのかしら」

というような八つ当たりみたいなセリフを言いだします。

『それを教えるのが仕事でしょ。。。(心の声)』

 

なぜ弾けるのかわかる、それは自分がどのように動いているかわかるということです。それはフェルデンクライスで学ぶことができます。(宣伝)

 

勉強やスポーツの世界はよくわかりませんが、日本という国の中ではピアノはただうまく弾ける人がえらくなったり影響力のある人になってしまうことが多いです。

今後変わっていくといいなと切実に思います。

 

何かがうまくできないからと言って、その子が怠けていたり努力不足なわけではありません。

みんなベストを尽くしています。


【生徒さん募集&レッスン空き状況】

以下、2020年7月の状況です。

 

 

『子供のレッスン』『発達障がいその他の障がいのお子さまのレッスン』:今年度の募集を終了しました。空きが出ましたらお知らせいたします。

『大人のレッスン』『面談セッション』:月に1回程度であればお受けできます。(単発のレッスンのみとなります)

料金はこちら

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指導にあたって

当時、講師かなざわの1歳の息子がピアノで楽しそうに遊ぶ姿に感激しました。これは、その当時のかなざわにとってピアノは『楽しい』ものではなくなっていたからです。

 

人は本来、ピアノが楽しくないとか苦手だとは思いません。しかし、ピアノが苦手で楽しくないと感じ、結局は諦めてしまう人は多いのが現実です。それを変えたいという思いが、ピアノ教室を立ち上げる原点となりました。

 

お子様にピアノを習わせたい親御さんや、自分自身がピアノを学びたいと思っている大人の方々は、レッスンに何を期待されていますか?

私がピアノを習っていた当時は「上手い」ことが全てでした。

それは音大に入っても変わりませんでした。

 

しかし社会に出て「上手い」人に価値があるというわけではない、ということがわかりました。

それはとてもショッキングなことでした。

そこにたどり着けば上手くいくものだと思って努力していたからです。

これは勉強,就職に対する考え方と同じだと思います。

 

『上手い』演奏は目指しません。

ピアノレッスンそして練習というプロセスを通して『質の良い学び方』を学びます。

「結果」は、『学んだ』後に勝手についてきます。

練習、学びの質が良ければ自然と「上手い」演奏になるかもしれません。

 

 私が準備できるのは、まずは何度でも間違えられる、どのような弾き方でも批判を受けない、つまり「安全だ」と感じる環境を作り生徒さんが本来の力を出せるようお手伝いをすることです。

音楽は非常に歴史が深く人間の叡智が宿っています。

それを演奏する楽しさというのは格別です。

しかし、やり方を誤ると体を傷つけます。

 

私自身が、小学校高学年の頃から体の痛みに苦しめられることになりました。

30代を過ぎてからは治療法の確立されていないフォーカルジストニアという脳神経の難病を発症しています。

痛みや病気の発生はその取り組み方にありました。

 

努力や根性、厳しい訓練がもたらす弊害を、ジストニアをきっかけに始めたメソッド「フェルデンクライス」から学びました。

フェルデンクライスは脳の可塑性を利用した科学的なメソッドです。

動きを通して脳を活性化します。

 

根性論でなく、何か有名な教育書に書かれているからでもなく、ただ脳がどのようにしたら活性化するのか、よりよく学べるのか、それをフェルデンクライスは体験をもとに気づかせてくれます。

 

私の指導の源はそこにあります。

指導とは、その演奏を成しとげるための『新しい選択肢』を提示するものです。

『理想』はおしつけません。

一人ひとりに寄り添い、 その人らしい演奏を尊重します。

さちピアノ教室公式LINE

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※体験レッスンの料金は3800円です。所要時間40分。

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先生募集!

さちピアノ教室はおかげさまで、個人のピアノ教室としては異例のぶるいの多くの生徒さんを持ち、安定した運営を続けています。

 

年度替わりの際に、進学等により多少の空きが出ることがありますが、ほぼ定員いっぱいで、生徒さんを増やすことがなかなかできない状況です。

 

従来の精神論に頼らない科学的な根拠に基づいた指導法をもっと広げ、本質的な意味で生徒さんの人生の質をあげることに貢献していきたいと考えています。

 

そこで、指導方針に共感し、一緒に教室の運営に携わってくださるピアノ講師の方を募集します。

 

【条件】

  1. 音楽大学、普通高校の音楽科、もしくは音楽系の専門学校出身者。または子供の教育関連の学校出身者。
  2. 専攻楽器は問いません。(ピアノでなくてもOK)
  3. 講師かなざわさちのブログに一通り目を通して頂き、指導法に共感、興味を持てる方。
  4. 年齢は不問。
  5. 多少のPCスキルのある方。
  6. 稼働日数、稼働時間はお任せします。

【待遇】

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※詳細は、公式LINEや直接お会いしての面談の中でご説明いたします。

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