夏休み中〜夏休み終了後の生徒さんレッスン風景

家の引越しが完了し、現在のレッスン室には自宅から通う毎日の講師かなざわです。
私は激動の日々を送っておりますが、変わらずレッスンに通ってくださる生徒の皆さまのレッスン風景をお送りします。

むすんでひらいて、を練習する年長さんです。

お兄ちゃんと一緒にレッスンに来てくれています。

この日は初めてお兄ちゃんと離れて1人でレッスンに来てくれました。

少し不安があったようですが立派にレッスンに取り組むことができました。


ジングルベルの連弾を練習する小学1年生男子。

日本ではピアノは女子のイメージがなぜかありますが、欧米諸国では男子の人数の方が圧倒的に多く、音楽学校からプロに至るまで男性が占める割合が多いです。

楽器の大きさや要求される演奏技術が男性の体格の方が圧倒的に有利であるため、というのもあると思います。

クラシックの作曲家はほとんどが男性ですしね。

当教室では日本にいながらも欧米諸国と似た「男子の方が数が多い」教室となっております。

男子のお子さん、男性の方もぜひいらしてください♪


しもまきやすこ作曲のちょうちょのワルツを練習する小学1年生。

のびのびと力強く弾く姿がかっこいいです♪


体験レッスン後、初のレッスンを受ける小学2年生です。

「楽しい」と控えめに何度か呟いてくれて安心しました。

受けている生徒さんも私も楽しくレッスンができる、お互いの関係性がバランスの良い位置にいられる、これが生徒さんだけでなく私自身の能力も引き出すことのできる取り組みになると思います。


春畑セロリ編のよろこびのうた、を練習する小学2年生です。

しっかり練習してくれているので合わせるのが楽〜。

連弾は、「相手に合わせる」という作業が必要なため小さいお子さんや非常に主体性が高すぎる(自己中である)場合には難しいことがあります。

他の人と一緒にやって楽しく感じるということは、意外と難しいことなのです。

これは指導するようになって初めて気づきました。


バーナムを練習する小学2年生です。

難しい和音をしっかりと掴んで生き生きと弾いています。
バーナムという大人気の教材、教材について一言だけ。

完璧な教材など存在しません。

完璧ではない教材に、生徒を合わせていくということはあってはならない、だからシステム化されたレッスンはあり得ないと思っています。

誰1人として同じ人はいない。。。

だから個人レッスンに価値があるのです。


Eテレの「こたつたこ」を耳コピで演奏する小学2年生です。

先生の目線が自分に集中していないけれど、同じ空間にいていつもと違うひとさじの緊張感がある、というのが意外に能力を引き出せる、特殊な空間になることがあります。

自由だけど決まった枠も存在する、そんな微妙なニュアンスも必要です。


パフを連弾で練習する小学3年生です。

この曲はちょうど学校の音楽の教科書で3年生で取り組むようです。

「パフをこの前音楽でやりました」と教えてくれました。

学校の音楽で学ぶことをピアノでも演奏すると一つの曲への理解が深まり、演奏の質もグッと深まります。


Adoの「世界のつづき」を歌う小学3年生です。

最近は強弱や表現をいろいろ試して歌ってくれるようになりました。

この曲では小さく歌うところが静かすぎてマイクに入りませんでしたが、そういう経験もものすごく大切なこと。

当教室では歌を歌いたい生徒さんには彼女のように伴奏つきでの歌のレッスンを提供しています。

このデメリットは肝心のピアノよりも歌が楽しすぎになってしまい「発表会では歌だけでピアノは弾かなくてもいい?」と聞かれたりすることです(汗)


ギロック作曲のガラスの靴、を練習する小学4年生。

クラシックのピアノ曲は弾きやすく、かつ素敵に聴こえるように作られています。

子供の生徒さんは特にクラシック以外のものを弾きたがります。

それもいいのですが、基礎的な要素がふんだんに散りばめられているこのような曲は上達にも繋がりやすく、また曲だけが前に出てきてしまうのではなく「本人の意思や個性」が前に出てきます。


自閉症の中学1年生とお母さんによる連弾演奏です。

お母さんは最近になり、親子コースで大人のレッスンを受講することに。

お子さんに対してレッスン中「やるかな、やらないかな」と見ているのって人にもよりますが親子共に負担になることがあります。

そこで親御さんがピアノに一緒に参加してしまう!これはものすごく良い効果があります。

ご家族の素養により、うまくいく場合とそうでない場合とがありますが、現在親子コースでレッスンをされている3組の方は非常に良い雰囲気で取り組まれており、羨ましいくらいです。

ぜひこうした取り組み方もご検討ください!


少し前になってしまいましたが、6月の久喜開催のピティナステップに参加された生徒さんです。

YOASOBIの「勇者」と「Imitation Rain」(SixTONES)を演奏しました。

高校の保育科に通う彼女、練習は学校のピアノの時間に。。。

先生の目を盗んで課題のバイエルではなくこの「勇者」を練習したそうです(笑)

練習の成果あって堂々としたいい演奏です(笑)


すとぷり(ころん)のMenopolizeを練習する高校1年生です。

彼女は高校1年の春からピアノを始めました。

凄まじい情熱で次々と曲に取り組んでいます。

最近は基礎も学びたいと言ってくれたためバイエルも併用しています。

ピアノはいつ始めても遅くない!


ラフマニノフの前奏曲「鐘」を練習中の大人の生徒さん。

子供の頃にピアノを始め、高校3年まで先生についてやっていらしたそうです。

こちらは発表会に演奏予定で、現在はさらにブラッシュアップされています。

ピアノはいくつから始めても遅くないけれども、子供の頃に長く継続した経験があると、後に再学習する際、しなやかさを出すことが容易いです。

ピアノは大人になってから真の楽しさがわかります。

子供の生徒さんはできるだけ長く継続を、と願うばかりです。


62歳からピアノを始め、数年が経過した大人の生徒さんです。

平吉毅州の「4月の風は花の匂いを運んでくる」を練習されています。

細かいところまで丁寧に練習され、素晴らしく上達されています。

ピアノはいつから始めても遅くない。

初心者の大人の生徒さんを絶賛大募集中!!

気になっている方、やりましょう!


以上、久しぶりの投稿でした。

家の引越しが完了し落ち着いてきたので教室での取り組みや日々考えていることなど、定期的にブログに書くことを再開していこうと思います。

11月の教室の移転が終わるまでは何となく慌ただしく、関係の皆さまにはお手数をおかけすることもあるかもしれませんが何卒よろしくお願いします。

指導にあたって

当時、講師かなざわの1歳の息子がピアノで楽しそうに遊ぶ姿に感激しました。これは、その当時のかなざわにとってピアノは『楽しい』ものではなくなっていたからです。

 

人は本来、ピアノが楽しくないとか苦手だとは思いません。しかし、ピアノが苦手で楽しくないと感じ、結局は諦めてしまう人は多いのが現実です。それを変えたいという思いが、ピアノ教室を立ち上げる原点となりました。

 

お子様にピアノを習わせたい親御さんや、自分自身がピアノを学びたいと思っている大人の方々は、レッスンに何を期待されていますか?

私がピアノを習っていた当時は「上手い」ことが全てでした。

それは音大に入っても変わりませんでした。

 

しかし社会に出て「上手い」人に価値があるというわけではない、ということがわかりました。

それはとてもショッキングなことでした。

そこにたどり着けば上手くいくものだと思って努力していたからです。

これは勉強,就職に対する考え方と同じだと思います。

 

『上手い』演奏は目指しません。

ピアノレッスンそして練習というプロセスを通して『質の良い学び方』を学びます。

「結果」は、『学んだ』後に勝手についてきます。

練習、学びの質が良ければ自然と「上手い」演奏になるかもしれません。

 

 私が準備できるのは、まずは何度でも間違えられる、どのような弾き方でも批判を受けない、つまり「安全だ」と感じる環境を作り生徒さんが本来の力を出せるようお手伝いをすることです。

音楽は非常に歴史が深く人間の叡智が宿っています。

それを演奏する楽しさというのは格別です。

しかし、やり方を誤ると体を傷つけます。

 

私自身が、小学校高学年の頃から体の痛みに苦しめられることになりました。

30代を過ぎてからは治療法の確立されていないフォーカルジストニアという脳神経の難病を発症しています。

痛みや病気の発生はその取り組み方にありました。

 

努力や根性、厳しい訓練がもたらす弊害を、ジストニアをきっかけに始めたメソッド「フェルデンクライス」から学びました。

フェルデンクライスは脳の可塑性を利用した科学的なメソッドです。

動きを通して脳を活性化します。

 

根性論でなく、何か有名な教育書に書かれているからでもなく、ただ脳がどのようにしたら活性化するのか、よりよく学べるのか、それをフェルデンクライスは体験をもとに気づかせてくれます。

 

私の指導の源はそこにあります。

指導とは、その演奏を成しとげるための『新しい選択肢』を提示するものです。

『理想』はおしつけません。

一人ひとりに寄り添い、 その人らしい演奏を尊重します。

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さちピアノ教室はおかげさまで、個人のピアノ教室としては異例のぶるいの多くの生徒さんを持ち、安定した運営を続けています。

 

年度替わりの際に、進学等により多少の空きが出ることがありますが、ほぼ定員いっぱいで、生徒さんを増やすことがなかなかできない状況です。

 

従来の精神論に頼らない科学的な根拠に基づいた指導法をもっと広げ、本質的な意味で生徒さんの人生の質をあげることに貢献していきたいと考えています。

 

そこで、指導方針に共感し、一緒に教室の運営に携わってくださるピアノ講師の方を募集します。

 

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  1. 音楽大学、普通高校の音楽科、もしくは音楽系の専門学校出身者。または子供の教育関連の学校出身者。
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