さちピアノ講師陣それぞれのレッスン風景
講師かなざわです。さちピアノでは3名の個性的な講師がレッスンにあたっています。今回は3名それぞれのレッスン風景を切り取ってみました。講師が中に写っている動画集です。
「今まではこの音域が出ていたのに風邪をきっかけに出なくなってしまった、合唱の発表会までに何とかもとの声を取り戻したい」ということで単発でレッスンを受講されています。最後の方、少し理想の形に近づき納得されたご様子です。
ピアノも歌もいつから始めても遅くありません。生涯に渡って、脳には可塑性(変化する性質)が常にあります。つまり上達し続けることができるということ。大人の方で未経験の方、年齢を重ねてチャレンジする方の可能性をさちピアノの講師は決して諦めません!
【あゆみ先生プロフィール】
大宮光陵高校音楽科卒業
東京芸術大学音楽学部声楽科卒業(ソプラノ専攻)
学生音楽コンクール東京大会奨励賞受賞
3児の母
レッスンを受講しているのは中学1年生で、小学6年まではさち先生の担当でした。レッスン風景を毎回見せてもらうのですが、講師かなざわのレッスンの時よりも意欲的に取り組んでいるような(笑)。年が近い先生がお手本のような形で近くにいることで、自分もちゃんとしなくてはと自然にスイッチが入るのかなと思ったりもしています。
とても優しいふう先生は未経験〜初心者のお子さんから大人の方のレッスンを受け持ちます。振替レッスンも担当していますので、在籍の生徒さんはレッスンをお休みするタイミングで利用されてみても面白いかもしれません♪
【ふう先生プロフィール】
小学3年よりピアノを始める
ピアノ歴10年以上で現在もさち先生の現役の生徒である
ジャズ系の曲が特に好き
ベジファーストで食べ始める女子力高いイケメン男子
とにかくやさしい
講師かなざわ自身は小さい頃はピアノは完全なお勉強で、毎週2回くらいやってくる恐ろしいレッスンに震え、ただ淡々とこなしていたのですがソルフェージュだけは楽しいと思えるものでした。なので、やってくれるお子さんを見ると、「同志よ。。。」と言いたくなります(何だそれ笑)
盲学校に通う中学1年生です。彼は中学に入ってから初めてピアノを習い始めました。ピアノで音を探せる能力は小さい頃に身に付くと言われていますが、彼はほんの1か月のピアノ歴ですでに耳コピでその鍵盤を弾くことができます。目が見えている私たちが適当に弾いてしまうところを、彼のような人は聴覚を始めとした感覚受容体をフルに使って学ぶから、かえってずば抜けた才能を持つのかもしれません。彼が自分というものを直視し、誠実にピアノに向かおうとしているからこその想像を超えた上達ですが、そういう真摯な姿勢に毎回心打たれるかなざわです。
さちピアノは障がいのあるお子さんも区別せず受け入れるインクルーシブ教育の特色のある教室です。講師かなざわの長男の自閉症、並びに私自身が指の難病を患う障害者であることから、障がいというものを持つ方がどのように可能性を広げていくのかに非常に興味があり、行っていることです。もちろんそれに対する勉強は日々行っています。
私は盲目のピアニスト辻井伸行くんと先生が同じでした。一緒に海外に演奏旅行のようなものに行ったこともあり、演奏会で披露する時にまさかの辻井くんが私のすぐ前の出番だったということもあります。盲目で良い演奏をするということで拍手喝采だったのですぐ次に弾くのはとても嫌な感じでした(笑)
レッスンの前後が辻井くんだったことも何度もあり、先生から彼がどのように学んできたかということも時折伺いました。なので目が見えない方がどのように感じて弾いているのか、ということに前から興味を持っていました。始めたばかりの彼の成長を興味深く見守っていきます♪
【さち先生プロフィール】
東京音楽大学卒業(ピアノ科)
クラシック音楽コンクール全国大会出場
紆余曲折あり合格率5%の国家資格である社労士資格を有している
家族の自閉症と自身の指の難病から、脳科学を基礎とした身体メソッド「フェルデンクライス」「ジェレミークラウス」等のトレーニングを受講しレッスンに生かす
個性豊かな講師陣の紹介と生徒さんのレッスン動画をお送りしました♪
さちピアノでは、今年はさち先生だったけど来年はふう先生でやってみようかな、歌に興味があるから時々あゆみ先生の歌を習ってみようかな、など目的に合わせて適切な講師を指名できます。※講師と都合が合えば。
いろいろな刺激、視点を得て上達するのが音楽の習い事。楽しく継続するために上手に利用して頂ければと思います。