きたる2023年8月6日(日)に「のびのびクラシックコンサート」を開催します!
日付:2023年8月6日(日)
時間:13時開演または15時開演
※2部制(各部45分)同じ内容です。
場所:鴻巣市花久の里(音楽サロン内)
私ももちろん弾きます!
有名だけれど生で聴く機会の少ないクラシックの名曲の数々をお届け。
静かに聴いていることがまだ難しい小さいお子さんにも快適に過ごして頂けるように配慮したコンサートです。
のびのびと感じられる場所で、からだ全体の感覚を使って本格クラシックを味わって頂きたい、これが今回のコンサートのテーマ。
新しい試みとしてマットを利用した「ごろ寝席」もご用意しました。椅子に座ることがまだ難しいお子さんや、寝ながら演奏を楽しみたい大人の方まで、どなたでもご利用いただけます。
もちろん通常の「椅子席」もあります。
上演中に休憩が必要になった場合には、休憩スペース(茶室)がご利用いただけます。
【演奏曲】
トルコ行進曲(モーツァルト)
愛の夢(リスト)
幻想即興曲(ショパン)
革命のエチュード(ショパン)
くるみ割り人形より「花のワルツ」(チャイコフスキー)
他
【チケット料金】
ごろ寝席(2名〜3名)3800円
椅子席(1名)2300円
ごろ寝席イメージ
上の画像はごろ寝席のマットのイメージです。
大人1名+子ども1名、
大人1名+子ども2名
子供2名
くらいの利用がちょうど良いかなと思います。
もちろん1人でドーンと使って頂いても構いません。
会場は画像とは異なりますがアットホームな雰囲気のある場所です。
出演
以下2人とも私の同期で高校と大学で出会った友達です。
ほわほわと暖かい人柄が演奏を通して伝わってくること間違いなし!
演奏が上手いだけではない、良い「質」をぜひ会場で感じ取ってください。
横山智一(ピアノ)
東京音楽大学ピアノ専攻卒業。
ピティナ•ピアノコンペティションに於いて第34回A1カテゴリー全国大会第1位及び聖徳大学川浪賞受賞、第46回A2カテゴリー全国大会第1位。
第24回万里の長城杯国際音楽コンクール第1位、併せて中国駐大阪総領事賞受賞。
第22回日本クラシック音楽コンクールピアノ部門一般男子の部第3位(最高位)、入賞者披露演奏会にてKURAKON記念オーケストラとリストピアノ協奏曲第1番を共演。また、所属しているソレイユ音楽事務所主催のリサイタルシリーズをはじめ、ジョイントリサイタル等多数出演他、自主公演や出張演奏等、数々の演奏活動を展開し好評を得ている。また、生徒の中から音大合格者やコンクールの入賞者などを輩出し、後進の指導にも力を入れている。T&Mピアノ教室主宰。日本クラシック音楽協会監事。全日本ピアノ指導者協会指導者会員。
高橋紘子(トロンボーン)
4歳からピアノ、10歳から合唱と器楽合奏、14歳からトロンボーンを学ぶ。
国立音楽大学音楽学部器楽学科トロンボーン専攻卒業。
トロンボーンを市村信持、伊藤清、箱山芳樹各氏に師事。浜松国際アカデミーにてアラン・トゥルーデルのマスタークラスを受講。これまでに楽譜出版社のデモ演奏、オーケストラ、吹奏楽、アンサンブルなどで活動。現在、島村楽器トロンボーン、ソルフェージュ講師。
金沢紗智(ピアノ)
東京音楽大学ピアノ専攻卒業。
日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。音大卒でありながら社会保険労務士資格を取得するというユニークな経歴をもつ。企業人事部、社労士の開業を経てピアノ教室を主宰。
長男の自閉症の診断を機に、感覚に着目して子供の発達を促す「感覚統合」の他、「ジェレミークラウス」「シュタイナー教育」等を学ぶ。2012年に左手のジストニアを患ったことを機に、脳の可塑性を利用したメソッド「フェルデンクライス」を学ぶ。そこで劇的に体が動くようになったことに魅了されフェルデンクライスメソッド指導者養成コースに参加する。後に子供の発達を動きによって促すジェレミークラウスアプローチ指導者養成コースに参加。上記の学びを生かし身体感覚を基礎とし脳科学に基づいた演奏および指導を行なっている。全日本ピアノ指導者協会指導者会員。さちピアノ教室主宰。
チケットの申し込み
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コンサート企画のきっかけ
私の母はクラシック好きです。
なので私は小学生の頃からクラシックコンサートによく連れて行かれました。
子供の私がコンサートを聴いている時いつも思っていたのは、
「動きたい。。。」
でした笑
聴くのはいいのですが何かこう、一度出て行ったら2度と元に戻ってはいけないような空気感を感じており、もちろんちょっと手を伸ばしてあくびをしたくてもできず、足もバタバタできないし、立ったり座ったりもできないのが苦痛だったのです。
そこに気を取られていたら、肝心のコンサートを楽しむ方は当然疎かになり、おそらく私はコンサートの良さの10%くらいしか堪能できていなかったと思います。
子供の頃に感じたこの窮屈な感じを解放したコンサートができないかなあと思っていました。
自然とメロディを口ずさんでしまっても体を揺らしても変に思われたりしない笑
奏者に近づいてみたい。
個人的に私は横になるのが大好きなので、ごろ寝で生のクラシックを聴いてみたいなと思っていました。
そして母がしょっ中クラシックコンサートに連れていくので、私はコンサートとは自分が望みさえすればすぐに行ける場所だと考えていました。
でも、望んでも行きにくい期間があることに気づくことになります。
それは子供が生まれた時です。
子供が小さいとき、小さくなくてもお利口さんで椅子に座っていられない場合はクラシックコンサートに行くことはほぼ不可能であることに気づきました。
地味に「未就学児入場不可」の文字が読み取れます。
未就学ではなくても、自由に動きたい子供はそこにいるのは難しい。
1人で行くこともできますが、子供を置いてまで。。。となるのが親御さんの気持ちだと思います。
私の自閉症の息子でもかろうじて行けそうな子供向けコンサートを調べると、いかにもな童謡やみんなが知ってるジブリ、ディズニー作品ばかりで本格クラシックはあまり聴けないのが現状。
子どもが子どもらしくいられる場所、大人にとっても窮屈でない環境でありながら本格クラシックを味わえるコンサート。
これをイメージしながら会場探し、席のアイディア、演奏家の質を考え抜いて企画しています。
「できないと思っていたことを、どんなに小さなことでも「できる」にしたい。」
その想いの一つが今回のイベントです。
みなさまのご来場をお待ちしています!